→定員に達しましたので、受付を終了させていただきました。
たくさんのお申込みありがとうございます。
テーマ:「生態心理学概念に基づくリハビリテーション〜基礎知識と実際の介入〜」
【生態心理学とは】
わたし達を含めた動物の「感じること・知覚すること」と、「動くこと・行為すること」は、個別の研究領域として発展してきました。しかしそれらを一つの枠組みの中で捉えることはほとんどありませんでした。
生態心理学では、人も地球上で生きている動物であり、動物は全て地球上で働いている物理法則(重力や慣性力など)を受けているという大前提にたちます。そして、「知覚すること」と「行為すること」とを一つのシステムとしてみなします。つまり、行為は脳だけで決定されるものではなく、環境との関係で成立しているということです。
James J. Gibsonにより提唱された生態心理学は、その人の「知覚ー行為システム」の性質を解明することを研究目標としており、現代のリハビリテーション領域においても、環境との多様な関係性を様々な行為を通して治療アプローチに役立てています。
・「生態心理学を基礎からわかりやすく学びたい」
・「セラピストなら1度は聞いたことのある“アフォーダンス”って、何?」
・「知覚ー行為システムについて聞いてみたい」
・「機能面にばかりアプローチしているのですが、なかなか成果が出なくて…」
・「実際に臨床でどう活かしていくのか、具体的に知りたい」
そんな方にぜひオススメしたい内容となっております。
わたし達セラピストは機能面にばかり注意が向きがちですが、患者様・利用者様は常に外部環境を知覚しながら動作・行為を行なっています。果たして機能面だけで本当に評価や治療が行えるのでしょうか。反対に、アフォーダンスや知覚ー行為システムといった知識を取り入れることで、一気に考え方や治療の幅が広がるはずです。
今回は生態心理学に長年にわたり関わられており、臨床の現場でも数多くのセラピストの指導を行っている松田先生に講師を担当していただけることとなりました。神奈川活動分析研究会の副代表も務められており、身障領域の第一線でご活躍されているベテランの先生です。講義内容も非常にわかりやすく、生態心理学を全く知らないというセラピストでも抵抗なく知識が得られるでしょう。
【講習会の概要】
・生態心理学の基礎知識
・生態心理学とリハビリテーションの関わり
・アフォーダンスや知覚ー行為システムとは?
・実際のリハビリ場面でどう活かすか 〜体験と実技〜
・実際に松田先生が治療した患者様のVTRと解説
ぜひ、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
日 程:2017年7月23日(日)
時 間:10:00〜16:00(受付開始9:30〜)
講 師:松田 哲也 先生(作業療法士、JCHO 湯河原病院勤務、神奈川活動分析研究会 副代表)
会 場:ウィリング横浜 10階 介護実習室2
受講費:6800円
その他:実技を行いますので、動きやすい服装のご用意をお願いいたします。
→定員に達しましたので、受付を終了させていただきました。
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