![かけ声で運動パフォーマンスは向上する](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=313x1024:format=jpg/path/saf9a4341f4f943f5/image/ie77bb197792eedcd/version/1485096940/%E3%81%8B%E3%81%91%E5%A3%B0%E3%81%A7%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AF%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B.jpg)
高齢者などが立ち座りの時に「よいしょ・よっこいしょ」と言ったり、スポーツ選手が大事な場面でかけ声を出したりしますが、脳科学的に効果がある事がわかっています。
簡単にまとめてみました。
【前頭前野の働きを抑える】
思考・創造性・実行機能などを司る前頭前野は、動作時に"頭で考える"ことをします。
かけ声は前頭前野の働きを抑え、余計な考えを減らし、運動パフォーマンスが発揮しやすくなります。
【小脳の働きを活性化】
"体が覚えている"と例えられる熟練した運動は、小脳の特徴である運動の自動化(無意識化)からくるものです。
かけ声は小脳の働きを活性化し、無意識的に運動しやすくなり、結果的にパフォーマンスが向上します。
もし患者さんが「ついついよいしょって言っちゃうんです」と言ったら、脳科学的に説明してあげて下さい。