【筋萎縮性側索硬化症(ALS)】
2012年、ALSの原因の一端を、iPS細胞を使い解明。治療薬の候補物質も発見。治療薬の実現には10年程度かかる見込みだが、世界初のALS治療薬を目指す。(京都大学iPS細胞研究所)
【脊髄損傷】
2017年、損傷後2〜4週の患者にiPS細胞から作った神経幹細胞を移植し、神経の再生を促す臨床試験を計画。この試験後、慢性期の患者に対して装着型ロボットHALを使うリハビリと神経幹細胞の移植を試みる計画も検討。(慶應義塾大学)
【呼吸器(肺)】
2014年、iPS細胞から肺の細胞を作り出すことに成功。慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの治療薬の開発や、肺の機能を回復する再生医療の実現を目指す。(京都大学)
<参考>
京都大学iPS細胞研究所 CiRA プレスリリース
理化学研究所 プレスリリース
日本経済新聞