【 もみ返しの原因と対策 】

リハビリでもみ返しを出さないためには

 

一度は"もみ返し"で痛みを出現させてしまった経験ありませんか?

もみ返しを出さない為にはどうすれば良いのか、よければ参考にしてみて下さい。

 

【主な原因】

・徒手療法による圧迫などで、筋膜や筋線維に炎症をきたす場合

・治療中や終了後、痛みをかばおうと無意識に筋を過剰に収縮させてしまう場合(防御性収縮)

・調整された筋緊張に身体がうまく適応できなくなる場合(個人差あり)

 

【もみ返しを出さないためには】

・均一の圧での接触を意識

・対象者によっては深部まで筋緊張の調整を行わない

・筋線維の走行に沿って行う

・調整された筋緊張に身体が適応できるよう、運動学習を指導する

 

【悪いだけではない】

瞑昡(めいけん)反応といって、血流やリンパの流れが増加すると神経の働きも活発となり、その結果身体にだるさや痛みが出現。

この瞑昡反応の場合、その後に症状の改善が得られることがある。

 

個人差の強いものですので、一度出現させてしまってもしょうがない気はします。2度目以降は出現させないよう注意してみて下さい。